従来からアップデートした46系F8ムーブメントは、自社開発・製造したシリコン製がんぎ車を搭載し、70時間駆動を可能にしました。
また、極限までムーブメントを肉抜きしながらも、日差+15~-5秒の高精度を実現しています。
長時間駆動を支えるキーパーツ、がんぎ車。自社開発、製造したシリコン製がんぎ車は、エプソンのMEMS加工技術により成形精度が向上しました。
また従来素材より軽量化を図り、動力伝達効率が大幅に改善されたことで、70時間駆動を実現しました。おおよそ3日間、針は動き続けます。
スケルトン文字板は、地板表面を切削により渦目模様を施し、
また丁寧に面取りした縁が美しい輝きを放ちます。
ケースの裏側から、ムーブメントに施された切削による 美しい波目模様や鮮やかなシリコンがんぎ車を覗き見ることができます。
9時位置にあるムーブメントの特徴的な抜き形状は、彗星特有の2つの尾を持つ形状がモチーフとなっています。
心臓が鼓動するように動くシリコンがんぎ車は、天の川銀河系(Milky Way Galaxy)をイメージした鮮やかなブルーの渦形状で形作られています。
初のスケルトンモデル・モンビジュを発売して以来30年、オリエントスターは、キャリバーの進化と共に、常に美と精度を追求してきました。
ムーブメントを極限まで肉抜きながらも高精度を保つ最善のバランス、「魅せる」にこだわった地板表面の模様付や丁寧な面取り加工、加えて、
実用性に優れたパワーリザーブの搭載など、様々な改良を重ねてきました。
そして、ブランド70周年とスケルトン30周年を迎えた2021年、特許を取得したシリコン製がんぎ車搭載により70時間持続を実現し、
美しさと実用性を兼ね備えたオリエントスター史上、最高傑作となる新たなスケルトンをお届けします。
オリエントスターに登場した新星にして、一度だけ巡り合える限定モデルにふさわしく、
計算されたブルーの色使いに、12時位置に配された2個のダイヤモンドが夜空の「輝ける星」として
美しい輝きを放ち、特別な宇宙のデザインを印象付けます。
宇宙という時間の起源をムーブメントやデザインにシンボライズして、深遠な世界へと誘う
『スケルトン ~C/2021A1~』は、時計好きやファッション好き、そして天文好きにも魅力的な
またとないウオッチです。