1950年、多摩計器株式会社が設立され、腕時計の製造を開始しました。翌年の1951年、オリエント時計株式会社に社名を変更し、ここで誕生したのが、「輝ける星」をイメージしたオリエントスターです。
以来、本格的機械式時計ブランドとして、現在まで多くの時計ファンを魅了し続けています。
2017年、20年以上に渡り協力して事業を推進してきたセイコーエプソン株式会社と統合。オリエントスターのブランドと真摯な時計づくりの姿勢はそのままに、新たな機械式時計の時代が幕開けしました。
初代モデルから長い年月を経た今も、新鮮さを失わないオリエントスター。そこには、つねに「着ける悦び」「魅せる喜び」「繋ぐ慶び」の3つの「よろこび」を追求した時計づくりが息づいています。
熟練の手によって丁寧に作り込まれ、感性に訴えかける逸品を身に着けることは、
オーナーにとって、1日を始める心地よい儀式となる。
腕に着けた時に感じられる高揚感。刻まれた文字板に魅入る陶酔感。
シースルーバックからムーブメントを眺める優越感。
身に”着ける”ことで、その悦びは本物になっていく。
機械式時計とは、自己のこだわりを表現できる特別なアイテムである。
オリエントスターの顔であるスケルトン。
鼓動とシンクロするその様は人を惹きつける引力を備えている。
造り手からオーナーへ、さらに次の世代へと受け継ぐことができる機械式時計。
美しいムーブメントは永遠とも想える時を刻み、輝きを放ち続ける。
本格的な機械式時計はオーナーの想いや温もりさえも次の世代に受け継がれていく。
クオーツ全盛の1980年代を経て、人々が改めて機械式時計の魅力に気づき始めると、ベースとなるムーブメント「46系」を進化させ、1996年にオリエントスターで初めてパワーリザーブを搭載。その後もワールドタイム、GMT、セミスケルトンを発売するほか、2016年には小宇宙にもたとえられる機械式時計の内部を一望できるスケルトンを、2017年にはムーブメントの装いを一新し、月の満ち欠けをあらわすメカニカルムーンフェイズ+セミスケルトンを発表。そして2021年、エプソンの半導体技術を活かし自社開発されたシリコン製のがんぎ車を採用し、70時間駆動を可能にしたスケルトンで、新たな世界を広げました。
「46系」ムーブメント
「46系F7」ムーブメント(2017年)
新スケルトン(2021年)
デザイン、パーツ、製造、すべての点で「輝ける星」と呼ばれる機械式時計を作りたい。
オリエントスターの名前に込められた想いは、変わることなく現在まで受け継がれています。「人が動いたり巻いたりしないと止まってしまう機械式時計に愛着を感じる」「自分たちが磨き、組み上げた作品だからこそ、多くの人に愛されてほしい」と、職人たちは語ります。
オリエントスターが、使う人によろこびを与え、時を超えて受け継がれるパートナーとなること。職人たちは、その願いを込めて、今日も一つひとつの機械式時計に命を吹き込み続けています。
オリエントスター
時代とともに歩んだ探求の歴史
輝き続ける星
オリエントスター誕生
新しい時代を予感させる時計
ダイナミック誕生
ブランド初のダイバーズウオッチ。40m防水(当時)
2ndダイバー。回転ベゼル、40m防水(当時)
オリエントスター初のパワー
リザーブインジケーター搭載
モデル
回転リングを装備した機械式
ワールドタイム・ムーブメント
搭載
オリエントスターに
セミスケルトンモデル投入
オリエントスターにGMT機能
を搭載したモデル発売
機械式時計の魅力にチタン材
を使用し「軽さ」という心地よさ
を加えたモデル
ゴールド色仕上げの美しい
ムーブメントのスケルトン
モデル
オリエントスター初の
機械式月齢時計誕生
自社開発されたシリコン製がん
ぎ車を搭載し、70時間駆動を可
能にしたモデル